目次
皆さんこんにちは。
今回はトランスセンデンス/マーレフリップ102S(111)の使用感インプレをしていきたいと思います。
釣り下手の私がするインプレですので、あまり参考にならない点もあるかと思います。
ご了承の上参考にしていただけると幸いです。
購入した経緯
まず、マーレフリップを購入するにあたっての経緯から話していきます。
トランスセンデンスというロッドメーカーは持ち運びに便利なパックロッドの開発を行っているメーカーさんです。
パックロッドというと、2ピースロッドと比べると劣るところが多く、なかなか買うに至らないロッドだというイメージかと思います。
実際、私がルアー釣りを始めた1本目のロッドはパックロッドでした。
それも、まだ高校生ということもあって車を運転できないためです。
基本的にチャリで釣り場に向かう必要があったため圧倒的に持ち運びが便利なパックロッドを使用していました。
しかしながら、振り出しタイプのロッドだったこともあって釣り中に起こるトラブルは少なくありませんでした。
・(昔の)パックロッドのデメリット
①釣り開始に時間がかかる
②ガイドがズレてライントラブルの原因になる
③2ピースロッドと比較して性能が劣る
・パックロッドのメリット
①持ち運びが楽
②場所をとらない(コンパクト)
ざっとこんな感じです。
一見デメリットが強く浮かぶパックロッドですが、
なぜ今回パックロッドを購入したのか。
それは、地磯の釣り場までのエントリーを楽にするため、また、今年の11月〜来年の春に予定している離島遠征のため、そんなところです。
私自身多くの地磯ポイントを知っているわけではないですが、比較的エントリーしやすいポイントを選んで釣りをしています。
エントリーしやすいポイントと言っても、なかなかの険しい道や草木に覆われた道、ゴツゴツした岩場を歩かざる追えないことも多いのが現状です。
2ピースロッドではやはり片手にロッドを持って歩くしかないのでもう一方の片手しか自由に使うことができません。
片手には大事なタックルを持ち、もう一方の片手が険しい道を歩き進み、命を守るために使える手です。
約2年間地磯釣りを経験してきましたが、やはり自由に両手を使えた方が良いなと思う場面は多くありました。
残すところ1年もない山口県での生活ですが、だからこそ多くのヒラスズキ、青物を地磯という環境で釣りたいという思いから購入を決断しました。
というのもここまではパックロッドを購入したきっかけ、理由になります。
そしてここからはマーレフリップを選んだ理由を話していきます。
まず選択としてトランスセンデンス/エンピナード91Sとマーレフリップ102Sの2つのロッドで迷いました。
簡単に、マーレフリップですが、ヒラスズキ&青物が狙えるロッドになっています。
ヒラスズキを狙っていて不意にヒットした青物にも対応できるというロッドです。
スペック的には青物を狙って釣ることも可能です。
ヒラスズキに関しては60cmくらいのサイズまでは抜き上げが可能となっており、時化の状況で狙うことが多いヒラスズキにおいて抜き上げができるかどうかというのは自分自身の安全性においても大きな意味を持つと思います。
続いてエンピナードですが、ヒラスズキをメインに設計したブランクスで、河川などでのシーバス狙いにも使うことができるというロッドです。
エンピナードはヒラスズキ&シーバスが狙えるロッドということでこれもまたすごく魅力的なロッドです。
どちらにせよ、大きな違いはヒラスズキ+で青物とシーバスどちらに重きを置くかという点です。
私はシーバスも青物もどちらも狙うのでとても迷いましたが、マーレフリップを選びました。
では、マーレフリップを選んだ決め手は何なのか。
前述にもありますがあくまでも地磯等のポイントまでのエントリーを如何に楽にするか、また、離島遠征時に活躍してくれるか、これが決め手となりました。
地磯で主に狙う魚はヒラスズキと青物になるので、マーレフリップが最適ではないかという見立てです。
以上の理由でマーレフリップ購入に至りました。
マーレフリップのスペック
・マーレフリップのスペックについて(公式サイトから)
Length : 10.2, 11.1ft
Closed Length : 615mm
Piece : 6 + 1pcs
CastWeight : 12 – 85g(cast max : 130g)
PE : #1.5 – #4号
まずはこのロッドの最大の魅力とも言える仕舞寸法615mm。
持ち運びの楽さは圧倒的だと思います。
そして10.2ftと11.1ftでの使いわけ。
ヒラスズキから青物で対応することができるオールラウンダーロッドと言えます。
地磯の釣りを全てカバーできるロッドといって良いと思います。
そして勿論のこと、ヒラスズキで使用するルアーも青物で使用するルアーもキャストすることができる。
簡単なスペックはこんな感じです。
詳しくは公式サイトから↓
マーレフリップを使ってのインプレ
今回はヒラスズキ用のバッド部をつけてマーレフリップ111の方を使用してきました。
主にヒラスズキを狙っての地磯釣行が多いので使う機会が多いのは111の方になるかと思います。
まず、購入する理由にもなったポイントへのエントリーのしやすさについてです。
残念ながら、あるものが入手できておらず、2ピースロッド状態にしてのエントリーとなりました。
それも、トランスセンデンスから発売されているロッドカバーがどこにも売ってないためです。
ロッドカバーがあれば、リールをつけた状態でカラビナがついているためゲームベストに装着して歩くことが可能になります。
つまりはこのロッドカバーがなければ、あまりポイントへのエントリーは楽になりません。
むしろ、6本のロッドピースを持ち運ぶ方が面倒かもしれません。
今回は2ピース状態にしてポイントへエントリーしたので実質今まで使用していたロッドと変わらないことになります。
ネオプレーンロッドカバーについて詳しくは公式サイトへ↓
ということで、ポイントへのエントリーに関して今現在はこのロッドの良さを感じることはできていません。
再販についても特に情報がないので、注意が必要です。
ここからはロッドそのものの使用感についてお話していきます。
やっとロッドの使用感です。
今回は111のみを使用したので111のみの使用感についてのインプレとなります。
111の方はヒラスズキをターゲットに設計されており、まず持った感じは長いという印象です。
これまでJUMPRISEのツーリミット105モンスターバトルを使用しており、105.ftと111.ftでは長さにそれなりの違いがあるなと思いました。
個人的には長すぎるとまで思ったくらいです。
しかし、使用してみて感じたのは飛距離が出ることです。
やはり長い分飛距離は有利かなと思いました。
一方で、ヒラスズキ釣りとなると足元に広がるサラシやストラクチャー周りに広がるサラシなど比較的ピンで狙うことが多い釣りです。
勿論、50m以上離れたストラクチャー周りのサラシをピンで狙う場面もあります。
個人的に感じたことは11.1ftという長さは返ってキャスト精度が落ちる要因にもなり、11.1ftという長さは必要ないんじゃないかなと思いました。
(慣れればピン撃ちも可能だと思うのでまずは慣れることも大事かと思います。)
どんなフィールドで使用するかというのもしっかり考えないとかもです。
ここまでではあまり良い印象はないのが正直なところかもしれません。
しかし、11.1ftのメリットとして安心してファイトができること、自分自身の安全も守りやすいことが挙げられます。
これは時化の海況で釣りをすることが多いヒラスズキ釣りにおいて、海面から離れて釣りをする必要があり、長さが有利になると言えます。
波のことを考えると立ち位置は波が被らない立ち位置で釣りをすることが多く、どうしても水面から離れた位置から魚を狙うことになります。
そこで、11.1ftという長さがあることによって安全な立ち位置から安全に魚を狙うことができます。
そう考えると11.1ftという長さはマイナスではなく、プラスの面もあると思います。
そして次にルアーのキャスト感についてです。
今回は20g前後のルアーを中心に使用しました。
ヒラスズキ釣りでは20g前後のルアーが比較的多く使用するルアー重量になるかと思います。
シンペンでは30g前後のものも使用する機会があるかと思いますが、個人的には20g〜30gあたりが気持ちよくキャストできる範囲かと思いました。
11.1ftという長さもあり、飛距離に関しては申し分なし、気持ちよくキャストできるキャストウェイト範囲も広いのでロックショアでの釣りにおいては網羅しているのではないかと思っています。
青物にも対応していますしね。
肝心のファイトについてですが、ヒラスズキは愚か、魚すらヒットしていませんので、そこはまだわかってないのが現状です。
(言い訳ですが、季節的に時化日が少ないのに加えて腕も悪いので…)
ざっと書いて結構長いインプレになってしまいましたが、今現在のところはこんな感じになります。。
結論、買う価値ある?ない?
ここまで長々とマーレフリップ111についてインプレの方をしてきました。
それでは結論、おすすめ度についてお話していきます。
個人的にはなってしまいますが、マーレフリップやエンピナードに関わらず、日々の釣行に使用使用と考えて購入される場合は今現在はおすすめできません。
それも、前述にありますがロッドカバーがどこにも出回ってないためです。
正直このロッドカバーがなければ2ピースロッドとしての持ち運びになると思うのでこのパックロッドを買うメリットを感じることができなくなります。
これを頭に入れておく必要があると思います。
ロッド自体はやはりバッドを変えることで2つのロッドとして使いわけできるのでとても便利だと思います。
個人的にはヒラスズキと青物の釣りにおいて必要な性能を持ったロッドと言える反面、特化したロッドではないのであくまでもサブ的ロッドの要因が強くなるかなと思っています。
しかし、使用フィールドによっては不意の大物にも対応可能ということでとても心強いかなと思います。
最後に個人的な結論ですが、
ヒラスズキ釣りと青物釣りどっちかメインでやる場合は、それぞれの魚種用のロッドを購入するのがおすすめです。
どっちもバランスよく狙っていきたいという場合はこのマーレフリップ1本でヒラスズキ青物を狙うことができるので良いかなと思います。
結局のところ、使用フィールドによってこのロッドの評価は左右されるのではないかと思います。
以上が釣り下手アングラーの私のマーレフリップ111のインプレになります。
まだ使用して短いのでこれからたくさん使ってまた改めてインプレできると良いかなと思っています。
あまり参考になる部分は少ないかもしれませんが、参考になると幸いです。
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